世界5大ウイスキーとは

世界5大ウイスキーとは

スコッチ・ウイスキー、アイリッシュ・ウイスキー、アメリカン・ウイスキー、カナディアン・ウイスキー・ジャパニーズ・ウイスキーを総称して「世界の5大ウイスキー」と呼びます。量・品質ともに世界で高い評価を受けています。

1. スコッチ・ウイスキー

世界5大ウイスキーとは
イギリス北部のスコットランドで作られています。
スコッチ・ウイスキーの定番といえば、「ザ・マッカラン 12年」でスコッチ・ウイスキーの「ロールスロイス」とも呼ばれるものです。

 

ザ・マッカラン 12年

モルト(麦芽)のもととなる大麦は、指定された農家の畑で栽培されたもので、「ゴールデンプロミス」といって育てるのが難しい品種を扱っています。
樽はシェリー樽で、自社管理する森林で育まれたアメリカンオークとヨーロピアンオークを乾燥させて作り、スペイン・ヘレス地方に輸出し、そこでシェリー酒を作らせて、使用された樽だけを熟成に使います。
蒸留するにも、他の蒸留所よりも小さな釜を使い、さらにいくつかのタイプの釜を多く設置することで、さまざまな特徴をもつ原酒を生み出しました。
マッカランをロックにすると、瞬く間にシェリー由来の香りが立ち昇ります。

また、レーズンに似た香りや味、カラメルのような甘さも感じられ、アルコールの刺激は少なく、ブランデーを飲んでいるかのような錯覚に陥ります。

 

2. アイリッシュ・ウイスキー

世界5大ウイスキーとは
アイルランドで作られているウイスキーです。ウイスキーに関する最古の記録が残る場所でもあり、かつては多くの蒸留がありましたが、現在では数カ所だけが稼働しています。
代表的な銘柄として、「ジェムソン」が挙げられます。

 

ジェムソン

ピート(泥炭)を使用せず、密閉炉で時間をかけて乾燥させた大麦を原料に、3回蒸留することで作られる豊かな香味となめらかな味わいがジェムソンの特徴です。
ジェムソンの歴史は1780年に遡ります。創業者「ジョン・ジェムソン」は完璧なブレンドを求めて試行錯誤を繰り返し、舌触りなめらかな3回蒸留ウイスキーを作ることに成功しました。常に最高を追求するその姿勢は現在も受け継がれ、彼が発売した最初の樽と同じクオリティを維持しています。

 

3. アメリカン・ウイスキー

世界5大ウイスキーとは
原料にコーン・ライ麦を多用すること、熟成年数が短いことから他のウイスキーと比べて、パンチのあるものが多く、荒削りな印象を受けるウイスキーです。
アメリカン・ウイスキーの定番の一つといえば、「ジャックダニエル」が挙げられます。

 

ジャックダニエル ブラック

ジャックダニエルの主力商品で、アメリカを代表するウイスキーです。バニラ・キャラメルなどの香りとまろやかさでバランスのとれた味わいを特徴としています。
1904年、ミズーリ州・セントルイスで開催されたセントルイス万国博覧会において、ブラックラベルを出品したことで、世界各国のウイスキーの中でも唯一金賞を獲得しました。
そこから知名度が上がっていき世界的に有名になったのです。

 

4. カナディアン・ウイスキー

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カナダ国内で、カナダの法律に従って作られるウイスキーです。かつて、「one day whisky」と呼ばれる劣悪な蒸留酒といわれていましたが、アメリカの禁酒法の時代に生産を伸ばし、近年では、どの銘柄も一定以上の品質を保つウイスキーとなっています。アイリッシュ・ウイスキーと並ぶ初心者向けとされ、軽い飲み口が特徴です。
カナディアン・ウイスキーの定番の一つとして、「カナディアンクラブ」が挙げられます。

 

カナディアンクラブ

ライ麦・ライ麦芽・麦芽・とうもろこしを原料とする、世界150ヶ国以上で愛されているウイスキーです。ライ麦のコクとシェリー樽の香りが魅力となっています。

 

5. ジャパニーズ・ウイスキー

世界5大ウイスキーとは
文字通り日本で作られるウイスキーを指します。スコッチ・ウイスキーを手本に出発したウイスキーですが、スコッチ特有のスモーキーフレーバーは日本人の舌に合わせて抑えられ、軽い口当たりに仕上げられている商品が多いです。モルトとグレーンをブレンドするブレンデッド・ウイスキーがジャパニーズ・ウイスキーの主流となっています。

 
また、サントリーとニッカウヰスキーの2社だけで、日本国内のウイスキー市場シェアの9割を占めています。
日本の代表的なウイスキーの一つとして、「山崎」が挙げられます。

 

山崎

このウイスキーは、国際的な酒類コンテストにおいて「ノーブル(高潔な、気高い)」と表現され高い評価を得ています。蜂蜜のようななめらかな口当たりが特徴です。

 

おわりに

各国それぞれの特徴があり、ウイスキー初心者であればここから飲み始めていただきたいです。これらのウイスキーは入手しやすいので、飲んでいない銘柄があればぜひお試しください。